イスラエル

イスラエル軍は9日、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスとの大規模戦闘に向け、過去最高となる30万人の予備役を招集したと明らかにした。 7日から始まった戦闘で、イスラエルはガザの標的に空爆を行う一方で、地上ではハマスが占拠した集落の奪還に向けた戦闘を続けている。 主席報道官のダニエル・ハガリ氏は、集落の奪還に一定の成果を上げているものの、ハマス側の抵抗で一部で戦闘が続いていると説明した。 7日以降これまでに30万人の予備役を招集したとし、「これほどの規模の招集は前例がない。これからも攻勢を掛けていく」と述べた。 また、イスラエル領内で部隊の要員73人を含む700人が死亡したとの一部報道を確認した。一方で、パレスチナ側の戦闘員数百人を殺害したと説明した。 これより先、軍の別の報道官は、ガザからイスラエル領内へのハマス戦闘員の流入が続いていると述べていた。 一方、ガザの保健当局は9日、今回の戦闘に絡むパレスチナ側の死者が少なくとも493人、負傷者は2751人になったと発表した。

 中東はどういう訳で戦争をしているのか・・・・・・?