終戦記念日

76回目の「終戦の日」を迎える8月15日、政府主催の「全国戦没者追悼式」が日本武道館(東京都千代田区)で行われる。天皇皇后両陛下や菅義偉(よしひで)首相、遺族ら約200人が参列し、戦没者に黙とうを捧げる。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、昨年の約540人に続き、例年より規模を縮小して行う。

終戦の日 1945年8月15日正午、昭和天皇はラジオを通じ、日本の降伏を国民に伝えた。 満州事変から中戦争、太平洋戦争へと拡大した戦争は15年におよんだ。 政府によると、日本の戦没者は軍人・軍属230万人、民間人80万人。

本日8月15日、戦後75年目の「終戦の日終戦記念日)」を迎えました。正式には、「戦没者を追悼し平和を祈願する日」と言います。
 日本においては、1939年9月1日開戦の第二次世界大戦(1937年7月7日開戦の日中戦争、1941年12月8日開戦の太平洋戦争)が終戦したのは、「8月15日」という認識がありますが、実は、世界の国々では、必ずしも「8月15日」が「終戦の日終戦記念日)」にはなっていません。
 そもそも「終戦」とは、「戦争を終えること」という意味で、国際法としては、「戦争の終結が当事者双方の間で成立した状態」を指すとされています。また、「終戦」は、「休戦が成立した時」とみなすこともできます。
 ですから、この戦争に勝った国(戦勝国)と負けた国(敗戦国)、また、当時、日本の占領下にあった国などそれぞれの国の立場、事情や思惑で、戦争が終わった日や終戦の意味づけが違っているのです。

 まず、第二次世界大戦日中戦争・太平洋戦争)末期の出来事を簡単にまとめてみると以下のようになります。(webより)