75年目

 私の生まれる前からで、もう、終戦から75年目になる。両親たちは小さいとはいえ戦争経験者という事になります。母は佐賀県出身なので長崎には凄く近いです。父は兵庫県の田舎なのですが、もし大阪がその時だったら今頃は焼け野原の状況になっていたのかも知れません。両方ともルーツは知っていますが、今となっては・・・・・・

 私たちの時代は、今の時代になってからは古びた感じに思われるかもしれませんが、その時代には今の世界が最先端のように感じていました。若いしこれから先には「なるようになる」としか分からなかった。分かれ道がいくつもあり、自分自身で決めて人生を創り決定して人生を半世紀以上の悔いのない理想郷を目指していました。今になってもっと違う方にすればよかったと、年寄りにはそれなりの過ちを正す哲学があると今になって思います。

 昭和・平成・令和と3世代と移り代わってきましたが、人生これが最後と思っていても、まだ最後とは限らないのです。水の流れに似た時の流れが生きている物に対してありますが、地震や事故や水害、今のコロナウィルスにもその場で対応していかなければ長生きはできない、生活ライフは順調でも思いもよらない災害が襲って来ます、神経質や敏感な人生よりもそれなりの対応が必要なのかも知れません。