成人式

 18歳で行うべきか、20歳で行うべきか-。成人式のあり方をめぐって、自治体が揺れている。令和4年4月からの民法改正で、成人年齢が20歳から18歳に引き下げられるためだ。実際に問題に直面するのは主に3年後、令和5年1月の成人式からだが、18歳は大学受験や就職で忙しいことなどから、早々に「これまで通り20歳で行う」と表明する自治体が相次ぎ、これに対して異論も出ている。13日は成人の日。新成人や将来の新成人たちは、どう考えているのか。(大渡美咲)

 「二十歳(はたち)という年齢は人生の重要な節目の一つであることに変わりはなく、20歳の皆さんを対象に式典を継続することとした」。昨年11月、仙台市郡和子市長は、成人年齢が18歳に引き下げられる4年度以降も20歳での成人式を続けることを表明した。