ブラック・バタフライ

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がっかりの結末。よくある推理小説の筋書きである。
アントニオ・バンデラスの故国、スペイン製の映画らしい。
デンバーから車で二時間というコロラド州の山中で、女性ばかりの連続殺人事件発生。
 当地に住まう売れない作家、ポール(パブロ)・ロペスは編集者に見放され、酒におぼれてくさっている。
 食堂に行く途中で、悪質なトレーラーの運転手にいやがらせされ、さらに食堂の中でこの男に怒鳴られる。
あわや、という場面を救ったのは流れ者のジャックであった。
ポールはお礼に、ジャックを一晩泊めてやる。
 山小屋の中は女房に逃げられて以来ちらかし放題だったが、ジャックは掃除洗濯修繕と大活躍である。
 寒い山の中なのにジャックは池で泳ぐ。なぜかジーンズを穿いたままである。
ジャックの背中には黒い蝶の入れ墨がある。インドネシアのムショで入れたんだとか。
ジャックの態度は次第になれなれしく、しつこくなって行くのであった。
ジャックが家を売るにあたり依頼した不動産屋のエージェント役が、パイパー・ペラーボちゃん。
 主演のドラマ『コバート・アフェア』は、けっこう面白かったんだけどな。
この人すでに四十歳と聞いて驚いた。スペイン系ではなくポルトガル系だそうな。

 本当に最後は分けが解らない?