1973年にルフトハンザ航空のCAのレナはフライトでチリにやって来たが、折しも軍事クーデターが勃発、恋人でジャーナリストのダニエルが反体制分子として捕らえられてしまうのだが。
ダニエルが収容された「コロニア・ディグニダ」は、表向きは農業コミュニティだが、実態は「教皇」と呼ばれる元ナチ党員パウル・シェーファーが暴力で支配し(ただし、映画内では元ナチ党員の件は触れられていない)、ピノチェト軍事独裁政権と結びついた拷問施設となっていて、生きては二度と出られない恐るべき場所だった。
レナはダニエルを助け出すため、命がけで単身「コロニア・ディグニダ」に潜入する。
なんか日本に生まれてきて、本当に良かったです。